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ここからだ

こんにちは。息子です。


皆さまのおかげで、この1年はとても充実したものとなりました。

これまで下邑家ではマルシェのみを行っていましたが、昨年からはレンタルスペースを始め、主にコスプレやウェディングフォトなどのロケーション撮影ができるスポットとして認知されました。


運良く「鶴甁さんの家族に乾杯」にテレビ出演ができたり、「コスプレイモード」という雑誌でロケ地としてご紹介いただいたり、シンポジウムの会場にしていただく等々。


マルシェについてもお客様が途切れなく来てくれるようになりました。

ただこれはあくまで初動が良いだけというか、消費されて終わる可能性が十分にありますので、その時々のトレンドを取り入れたり或いは新たな価値を生み出したり、泥臭く営業したり等を継続していかなればならなさそうです。



さぁ、ここからだ。



なんで今、こんなに動けてるのか。

原動力は「使命感」と「自己表現」のような気がしています。


「使命感」については、先祖代々受け継いできたモノを守り抜かなければという思いです。

「自己表現」については、最近自問自答して気がつきました。

この下邑家という空間をどう見せるか...。おばあちゃんの家みたいな懐かしさを演出するのか、格式のある雰囲気を演出するのか。

この家を通して、自分が理想とする空間をつくっているイメージです。創作活動ですね(黒背景で自分にスポットライトが当たり、脚を組んでいる妄想が浮かぶ)


今まではおばあちゃんの家感を目指して、タンスや置物を置きっぱなしにしていました。

ですが昨年からは、格式のある雰囲気を演出する方向に舵を切りました。


理由は2つ

①私が格式のある雰囲気が好きだから

②この家は格式に振り切る方が良いと思ったから


①についてはただの好みの話ですが、注目すべきは②ですね。自分で言いやがる。


以前とある人が「長屋門のある家は圧力を感じて、なんだか入りづらいイメージがあるから地域の皆が集まる場所にしていくのが難しいんだよね」と話していました。

これを聞いた私は、むしろその入りづらいイメージをより強化していく方が面白いんじゃないかと思いました。

しかも大体の古民家ビジネスっておばあちゃんの家感を前面に出していて、地域のコミュニティを謳っているし、そろそろみんなが飽きるんじゃないかなと。


下邑家は完全貸しきりです。

コミュニティに属するとか、人脈作るとかが苦手な人もいるだろうという予想、いや私が苦手なので、主観的な目線で貸切にしてます。コレを人に話すとなんだか冷たい人に思われる気がするので、普段は予約管理が大変だから貸切にしてるって言ってます。

嘘ついてごめんなサイヤ人


なんか眠くなってきたんで、これでおわりにします。

みんな、Good night






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